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ハーネス

最初、こんなもん何に使うんかいなと思われるでしょうが、 非常に重要なもので、どうしても必要です。
ちょっとお金をだしてでも使いやすい、体にあった ものを入手した方が良いでしょう。

ハーネスには
1) チェストハーネス
2) ウエストハーネス
3) パンツハーネス
といった種類があります。
体のどこの部分で支えるかでこれらの種類があります。 最近は多くの人がウエストハーネスを使っているのを見かけます。  ロングのレース艇を使う人やプレーニング命の人はパンツハーネスが多いようです。

  これはウエストハーネスです。

ウインドの技術には、比較的難しいものが多い中で、ハーネスは比較的早く使い方を覚えられると思います。  使い方は、比較的簡単です。 (奥は深いですけど)
使いかたは、ブームに結んであるハーネスライン(ヒモ)にハーネスのフックを
ひっかけるだけです。 (^ ^;)

  
引っ掛けるときは、ハーネス(体)を近づけないで、セールを近づけましょう。

**** ハーネスラインのセッティング ****

<長さ>
ハーネスラインの長さは一般に 手首から肘+アルファ ぐらいといわれています。長さを色々調節して試してみましょう。 長いと余裕ができて取り扱い易いですが、反応が遅れます。  短いととりあつかいにくいですが、機敏な動作ができます。
最初は長めが良いでしょう。

<幅>
最初は少々広めがよいでしょう。握った手が3つぐらい入る広さです。  
標準では握りこぶし 2つ分ぐらいでしょうか。
幅は広いほうが安定していますが、バランスを崩したときに復帰するのが、しんどくなります。 幅が狭いと安定性はなくなりますが機敏に動けます。

<位置>
陸上で、風を受けて、片手で持てる位置がハーネスラインの中心点です。 片手で難しい場合は、両手でブームを持ち、徐々に両手の幅を狭めていけば、大体の中心点がわかると思います。

陸上と、海上で走っている時では若干変化します。 海上でも片手でブームを持って、セイルが傾かない中心点を見つけて基準にしましょう。 
人の好みにもよりますが、完全に中心点よりも、若干前に取り付けた方が、使いやすいと思います。少々前に取り付けると、常に軽くセイル手を引き込んでいる感じになり、扱いやすくなります。


***** とりまわし *****

さて、最初は結構とまどうと思います。 ハーネスを引っ掛けたとたんに、向こう側へ飛ばされることが良くあります。 風を受けて、向こう側へ倒れそうになったときは、なんとかフックをはずそうと思ってもはずれずに、そのまま、あらまーーーーと 向こう側へ倒れてしまいます。

向こう側の時は良いのですが、自分の方へ倒れて、そのままセイルの下敷きになってハーネスがはずれずに、水の中でもがくことになるかも知れません。そのときは、とにかく落ち着くことです。 あわてればあわてるほど、大変なことになります。

ハーネスによる取り回しの基本はジョイント部を中心にした回転です。

1.自分側へ倒れそうなとき
セイル手を引き込み、風を受けるセイルの面積を増やします。 このときは、たぶんハーネスラインはかかっていないので、ハーネスの無いときと同じです。

2.向こう側へもっていかれそうなとき
マスト手を引いて、ジョイント部分を軸に体を回転させるような気持ちでセイル手を押し出します。
風を受けて向こう側へ飛ばされそうな状態ですので、セイルが風を受ける面積を小さくしてやればOKです。 ただし、ハーネスがかかっているので、そのままセイルを開こうとしても(セイル手側を前に押し出すと)体が持って行かれてしまいます。 マスト手を引いて、ジョイントの部分を中心に回転する様な気持ちでセイルをコントロールすれば、体を持っていかれずに、セイルが風を受ける面積を小さくできます。 陸トレがお勧めです。

セイルが風を受ける面積を小さくしないで、対応する方法もあります。
それは、ハーネスにぶら下がり、足でボードを押し出すことです。 ブームにぶら下がってしまえば、体重で向こう側へ転倒することを防げます。 同時に、足でボードを押し込んでやれば、ボードがスッと滑っていきますので、向こう側へ転倒することを防げます。  ただし、これはボードのスピードがアップしますので注意してください。  プレーニングという水面を滑走する出だしの時に使われる方法です。