ボードに乗る前に

実際にウインドを始める前に知っておかなければならない基本事項があります。

注意事項
初めての方で、一番最初から一人で海や湖へ行かれることはあまりないと思いますが、 必ず誰かと一緒に行って下さい。
もし、誰も一緒に行く人がいなければ、必ずスクールに入って海に出ましょう。 
何かあってからでは、やり直しがききません。

気象状況は急に変化します。 穏やかな天候であっても、にわかに雲が沸き、突然、風が強くなることが多々あります。 くれぐれも海を甘く見ないようにしましょう。
浜へ帰れなくなったら
まず、落ち着きましょう。 一番多いパターンは風が強くなり、うねりや波が高くなったために、セイルアップができなくなることです。 がんばって、セイルアップしてもそのまま反対側へ倒れたり、途中までセイルはあがるものの、バランスを崩して海に落ちてしまいます。
これは、急に小さなボードに乗り換えた時にもおこります。
同様に、テトラポットや、岸壁、岩場に近づきすぎても、うねりが大きくなり、セイルアップが困難になります。 4〜5回この状況でセイルアップに失敗すると、力尽きます。

絶対にやってはいけないことは、泳いで浜へ帰ろうと考えて、ボードを手放してしまうことです。
ひたすら、ボードにつかまりながら泳いで帰るしかありません。但し、落ち着いて泳ぎつく方向を考えて下さい。 大体は出廷した所へ帰りたいと考えるかもしれませんが、そこは風上に位置することが多く、距離的にも遠いケースがほとんどです。 知らないうちに風下側へ相当流されていることを、十分認識しましょう。 風上に向かって泳ぐよりも、風下へ進むほうがはるかに楽です。
これらのことを考えて、できるだけ近い浜へ泳ぎ着くようにしましょう。

それと、障害物はできるだけ避けたいですね、最悪のケースでは選択の余地はありませんが、 高い波のある岩場ではセイルが破れて、ボードが穴だらけになるだけではなく、人の体も傷だらけになります。 
オンショア、 オフショア
この言葉は一度は耳にしたことがあるかとは思いますが、オンショア (On Shore) とは「海岸に乗る」という意味で 風が海から陸の方へ吹くことを言います。

又、オフショア(Off Shore)とは「海岸から離れる」という意味で陸から海の方へ吹く風のことを言います。
斜めに吹く風をクロスオフショアとか、クロスオンショアとか言います。
横から吹く風はサイドショアと言います。

初心者の段階では、なるべく オフショアの時は海に出ないようにしましょう。 沖へ流されると帰って来れなくなります。

準備体操

必ず、準備体操をして、足 や腕の筋をのばして、体をほぐしてから乗りましょう。
普段使わない筋肉に力が入って、ふくらはぎや腕がツッたりします。
海の上で、ひとり なにかあると大変です。

秋や、春先など、比較的水温の低いときに、長時間水の中にいてボードを押したり、泳いだりすると筋肉がつることがあります。 湖などでは水温が低いことが多いので 筋肉がつる可能性が高くなります。注意しましょう。

こんな運動しなくてもーーーー ♪
浜での器材の置き方
浜で道具を置いておく時には風の向きに注意しましょう。

どんな微風であっても、必ず、セイルは風下側へ倒しておいて下さい。  
風上側に帆を倒して置いておくと、セイルが突然ひっくりかえることがあります。

風が強い時には、ボードごとひっくり返えされてしまいます。 風が下に入り込まないよう底面を上に向けて置きましょう。

この様に置いても心配な時は、フィンを砂浜にぶっ刺す方法もあります。 たぶん初心者の場合はそんな状況で海に出ようと考えないと思いますが、回りを見回して、上級者がどのようにボードを置いているか良く見て、実際に聞いてみましょう。  

他人のセイルに大穴をあけたり、海水浴客にぶつかったりすると大変です!!



こんな感じです。
波みうち際で セイルを破かないように
波打ち際で、波にもてあそばれるとセイルを破いてしまうことがあります。

海から陸に上がるときは相当に体力を消耗していて、セイルを浮かせることができず、水に落としたままで、浜に帰ることがよくあります。 この時、引き波がセイルの上に乗ってくることがあります。

波がセイルの上に大量に乗っかってくると、  あーーーーという間にセイルがバキバキと音を立てて、 破けてしまうことがあります。 

水深が腰から下ぐらいになったら、ボードから下りて、セイルは水につけないように頭の上に乗せてボードは水に浮かべたままで浜に戻るようにしましょう。  意外とその方が楽です。